こんにちは、ウリエさんです。
今年で和歌山生活も5年目になります。
けど、相変わらず「よそ者」のまま。
友人も少しずつ増えているけど、県外出身の人が多かったりする。
私達と和歌山のひとは違うみたいだ、みたいな疎外感を多かれ少なかれ県外のひとは感じているようだ。
排他的思考はどこの国でも、どこの時代でもある。
何をしようとしているかわからない、何を考えているかわからない。だから距離を縮めようとしない。
私達のルールに従ってくれない、私達の安寧秩序を乱すかもしれない。だからアクションを起こしても取り合ってくれない。
おおかたこんな感じだろうか。
ちなみに和歌山は周辺の県との交通網があまり発達してない。
さらに紀州半島は、地質学的観点からしても特異的である。ここだけ、日本列島と土地の成り立ちが違う。
だから、この和歌山のひとが和歌山を大事にする思いってのはよそからきた私には計り知れないんだと思う。
これだけの文化を継承することの苦労、責任、重み、喜び。
やはり和歌山のひとたちを大切にしよう、尊敬と思った。そしてこのひとたちが大切にしている文化・伝統をも大切にしよう。
そういえばOhioにいた時、こんなことを思った。
人種のサラダボウルというだけあって、いろんな国から来た人が集まってた。
けど、仲良く過ごすのは結局、同じ国の人間同士。表には出さずとも、お互いのことを疎んで疎まれて…。
やっぱり国境に壁はあるように思った。
…近くにいるんだもの。仲良くすればいいのに。
それから約10年。同じことが全くできていない。人のことどうこう言える立場じゃねえ。笑
ウリエさん、科学の力を使って和歌山のひとに恩返しする、とか次世代を育てる、とか偉そうなこと言ってるけど、
それより先にやることがあるな。
そういえば今日、イッシが若いカップルに遊んでもらいました。
そしたら和歌山のひとじゃないですよね?って即バレ。イントネーションが違うってさ。
「いつまで経っても和歌山に馴染めないんです~」と相談したら、「そのままでいいですよ」だって。
和歌山のひとはそんなこと思ってるのかもしれないね。
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